マンション売却・一戸建て売却 売却前7つのチェックポイント

「より良い条件で売却したい」
これはマンション売却・一戸建て売却をしている全てのオーナーが考えている希望ではないでしょうか。
ですが、現実では「不動産売却に失敗してしまった」という体験談を聞くこともあるので、何の準備もせずに売却活動を開始してはいけません。
ということで、本記事では『売却活動前の確認するべき7つのチェックポイント』をご紹介していきます。
マンション売却・一戸建て売却を控えている方は必ず最後までご確認下さい。
 
■Check.1 マンション売却・一戸建て売却の理由を明確にする
不動産売却をする目的は人それぞれです。
・マンション価格が上昇している
・転勤が決まった
・子供が成長して手狭になった
・家族構成が変わってしまった

ほんの一例ですが、マンション売却・一戸建て売却理由は様々考えられ、この『売却理由』に合わせて今回の不動産売却にて何を優先しなければいけないのかが変わります。
金額?
引渡し時期?
タイミング?

購入希望者あってのマンション売却ですから、全てがあなたの希望通りに話が進んでいくというわけではありません。
価格、引渡し条件、契約条件など、購入希望者から様々な項目で交渉される可能性があるので、優先事項に合わせた落としどころを見極めなければいけません。
『売却理由』が明確になっていなければ最善の判断ができないので、「なぜ不動産を売却するのか」を明確にしておきましょう。
 
■Check.2 マンション・一戸建てを引渡す時期は?
不動産売却を言い換えると、不動産の現金化です。
マンション売却・一戸建て売却をしている方の中には「然るべきタイミングで現金が必要」という方も多いのではないでしょうか。

不動産が現金に変わるタイミングは『不動産を引渡すとき』です。
売買契約を締結しただけでは、手元には手付金のみしか入ってこないので注意が必要です。
購入者によっても異なりますが、売買契約締結から物件の引渡しまで、3ヶ月前後(購入者が一般個人の場合)の期間が必要になるケースが多いので、引渡し時期に制限を設けている方は注意をしなければいけません。
 
■Check.3 住宅ローン残高
住宅ローンを利用してマンション・一戸建てを購入している方は住宅ローン残高の確認をして下さい。
理由は簡単で、金額の多い・少ないにかかわらず、1円でも住宅ローンが残っている場合には全額返済しなければ第3者に不動産を売却することが出来ないからです。
住宅ローンを利用すると売買対象不動産には金融機関の抵当権が登記されます。
抵当権を解除するためにはローンの全額返済が必須なので、売却活動を始める前に正確な住宅ローン残高を確認しておあかなければいけません。
売却資金で全額返済できない場合は自己資金の準備が必要なので、自己資金が不足してする可能性が高い場合は売却活動自体を見送ることも検討するべきでしょう。
 
■Check.4 必要書類を準備する
書類提出のタイミングは不動産仲介会社によっても異なりますが、書類の有無を事前に確認しておきましょう。
・権利証(マンション、一戸建て)
・総会資料(マンションの場合)
・室内リフォーム関連(マンション、一戸建て)
・設計図、平面図など(一戸建て)

マンション、一戸建てによって必要書類が異なるのですが、基本的には『購入時の契約書ファイル』と『権利証』があれば大きな問題にはなりません。
 
■Check.5 周辺相場を確認する
近隣エリアで売却されているマンション・一戸建ての相場価格を確認します。
不動産は実際に売れなければ現金化することが出来ないので、おおよその相場価格を確認しておく必要があります。
いくつか方法はありますが、管理人がお勧めする方法は以下の2つです。
 
・Smoola(スモーラ)の『マンション価格相場・市場動向データ』
このコンテンツの便利なところは、マンション名や住所から相場価格を確認することができる点です。
検索方法はフォームに従って入力していくだけの単純作業です。
所有しているマンションをピンポイントで検索することも出来ますし、住所を入力して周辺マンションも含めて一括検索することも出来ます。
自動査定価格だけでなく1年前との騰落率まで表示してくれるので、マンション売却・一戸建て売却初心者の方であっても容易に周辺相場を確認することができるでしょう。
 
・スーモで売却物件を確認する
不動産情報サイトスーモを利用して売却物件を確認します。
マンション・一戸建てなどの居住用不動産は、取引事例比較法で査定を行うので、周辺物件で相場確認を行うことはとても有効です。
ただ、マンションの場合はブランドなどの付加価値も価格に大きな影響を与えるので、あくまでも参考相場価格という感覚でいましょう。
 
■Check.6 複数の不動産仲介会社に査定依頼をする
先述しましたが、不動産は取引事例比較法で査定をするので、査定価格は不動産仲介会社によって異なります。
1社のみの査定では、提示された査定価格が適正か否かを判断できないので査定結果の比較は必須です。
一括査定サイトを利用すれば、不動産会社のマッチング・複数社への査定依頼が、スマートフォン一つで完了します。
効率的に自宅マンション・一戸建て売却を進めることが出来るので、一括査定サイトは必ず利用しましょう。

■Check.7 室内の整理整頓と清掃
「住んだまま売却活動を開始するか?」
「引越し後に売却活動を開始するか」
人によって選択肢は異なりますが、住んだまま売却活動を開始する方は整理整頓と清掃は必須です。
 
・整理整頓
不必要な物を処分することが出来れば最善ですが、必ずしも出来るとは限りません。
ただ、荷物が散らかっていると室内が狭く見えてしまうので、物件の魅力を最大限にアピールすることができません。
特に各居室のクローゼット内、シューズクローク内は重要で、これらのスペースが上手く活用されていないと手狭感を与えてしまうため、内見者に対して物件の魅力をアピールすることができません。
また、「散らかっているから」、「見られたくないから」といった理由で確認を断ってしまうのも逆効果となるので、売却活動開始前、可能であれば自宅査定前に整理整頓は完了させておきましょう。
 
・清掃
水まわり(キッチン・お風呂・トイレ)、玄関は生活臭がこもりやすい箇所です。
ニオイは人に大きな印象を残すので、可能な限りニオイが残らないようにしておきましょう。
 
マンション売却・一戸建て売却は高額な取引です。
より良い結果を得るためには事前準備が準備が必要不可欠なので、本記事でご紹介した7つのチェックポイントを確認してから、マンション売却・一戸建て売却を開始するようにして下さい。

中古マンションの査定方法は取引事例比較法なので、成約状況や価格改定の状況を確認することが大切です。
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