不動産会社の営業活動がしつこい 利用上の注意点を守って正しく利用してあげましょう

不動産売却の大部分は営業マン主導で進んでいくので、不動産売却の成否は営業マン選びにかかっていると言っても良いかと思います。
最近のトレンドは、一括査定サイトを利用した不動産売却で、査定結果や営業マンを比較する作業が用意に出来るようになりました。
ただ心配なのが『しつこい営業活動』です。
不動産売却の手順も大事ですがストレスを溜めないためにも、『営業マン・一括査定サイト利用上の注意点』から確認していってはいかがでしょうか。


■対応は面倒だけど可能であれば一度は営業マンとコンタクトを
不動産営業マンに対してはネガティブな印象を持っている方が多く、「査定依頼をしたものの不動産会社からの営業活動がしつこく気分を害した」という体験談はよく聞く話です。
 ただ、私見ではありますが、メール、電話どちらでも良いので不動産売却を真剣に考えているのであれば1度は営業マンとコンタクトとることをお勧めします。
 
不動産売却は市場から購入希望者を見つける作業なので、住宅購入を検討している方を見つけて物件を気に入ってもらわなければいけません。
この作業は不動産会社の営業マンが行う作業で、どんなに優れた物件であっても顧客対応、物件紹介が出来ていなければ不動産売却は上手くいきません。
 
あなたが営業マンに感じた印象は、住宅購入検討者も同様に感じる印象です。
「対応するのが面倒くさい」という気持ちも分かりますが、営業マンを選別するためにはその人となりを知ることが一番の近道なので、電話、メールどちらでも良いので最低でも一回は営業マンとコンタクト取ることをお勧めします。
 
■不動産営業マンはなぜ電話連絡したがるのか?
メール・チャットでのコンタクトが主流となった現代社会において、不動産営業マンはなぜしつこく電話連絡をしたがるのでしょうか?
場面によって異なるのですが理由は大きく2つ。
 
理由①会社の営業方針(場面:査定問合せ直後)
 不動産仲介会社の数は年々増加しています。
「一人の顧客に対して6社の不動産会社が付いている」とも言われているので、他社を出し抜いてアポイントを取るためには直接会話が出来る電話が最善です。
そのため、顧客の都合は考慮せず、問い合わせがあったら可及的速やかに電話連絡をさせる方針を敷いてる会社が多くあります。
 
理由②売却方針が変わっている可能性がある(場面:諸事情で不動産売却を一度お断りした)
 不動産売却の理由は人それぞれなので、諸事情によって売却時期がずれることは良くあることです。
 
「何度断ってもしつこく電話連絡がくる」
このような体験談は良く耳にするのですが、断っているのになぜしつこく電話連絡してくるのでしょか。
これは、「そろそろお考え変わっていませんか?」というお伺い連絡です。
「先月はダメでも今月は状況が変わってるかもしれない」という考えを持っているので、断っても断ってもしつこく電話連絡してくる営業マンがいます。
 
体験談ですが、AI査定を提供している不動産会社に自宅査定を申し込みました。
私の中では「電話営業はないんだろうな」と思っていましたがAIによる査定結果と同時に担当営業マンから直ぐに電話連絡がきます。
不動産テックをという言葉もでてきていますが、不動産業界というものは電話第一主義をとらざるを得ない業界なのかもしれません。
 
 
■不動産営業マン・不動産一括査定サイト 5つの注意点
上記の事を考慮して、ここから『不動産営業マン・不動産査定 利用上の注意点』を確認していきましょう。
 
利用上の注意点1. 査定依頼をする時は「希望連絡方法」を必ず記入する
一括査定サイトを利用して自宅査定を申し込む場合、「希望連絡方法」が指定できます。
電話・メール、希望の連絡方法をしてしておきましょう。
※希望通りの対応をしてくれない不動産会社もあります。
 
利用上の注意点2. まず机上査定を選択する
不動産査定には『机上査定』と『訪問査定』があります。
訪問査定を選択してしまうと営業マンのテンションが上がってしまうため、想像以上にしつこい営業活動を仕掛けてきます。
お互いのテンションに差がある時ほどストレスを感じやすいので、まずは机上査定でさて査定依頼を申し込みましょう。
 
利用上の注意点3. 挨拶メールが送信されて来た不動産会社を中心に話を進める
ガツガツしている不動産会社の場合、相手の都合にかかわらず査定申込後5分後には電話連絡をしてきます。
いきなり電話連絡をしてくる不動産会社の多くは、従業員の出入りが激しいちょっとパワハラ気味の不動産会社です。
このような会社は相対的にコンプライアンス意識が低く、営業マンを相手にするだけでストレスが溜まるので、コンタクトをとる必要性はありません。
知らない番号からの電話は9割以上の確率で不動産会社なので、いきなり電話してくる不動産会社は無視しましょう。
 
利用上の注意点4. 個人情報の削除申請をする
しつこい営業活動を防ぐためにも、無視した不動産会社に対しては『個人情報の削除申請』をしておきましょう。
ストレスなく個人情報の削除申請をする方法は、こちら側から電話連絡する方法です。
 
小規模であっても多くの不動産会社は事務員を雇っています。
こちら側から連絡をすれば事務員方が電話に出る可能性が高く、営業マンを介す事無く個人情報の削除を依頼することができます。
仮に、営業マンが出たとしても「間違えて依頼してしまった」で終わりなので、ストレスを感じることはないでしょう。
もし再度営業電話してきたら、東京都の方であれば『迷惑防止条例違反』に該当する可能性があるので都庁へ電話
※念のため名前を確認しておきましょう
 
利用上の注意点5. 言ってはいけない台詞
不動産会社に対して中途半端な対応をするとしつこく営業されます。
「仕事中なので」
「今忙しいので」
「別の時期に売却することにします」  etc
 
このような中途半端な断り文句ではいつまで経っても営業活動をかけられてしまいます。
『電話連絡を無視し続ける』というのも悪手に該当するので、不動産会社に対する中途半端な対応は厳禁です。
 
 
適切な対応をしておけば不動産会社からの営業活動がしつこくなることはありません。
より良い不動産売却を行うためにも、利用上の注意点を確認してから自宅査定の依頼をして下さい。

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