マンション売却は自宅査定から  査定依頼は一括査定サイト利用して必ず複数社の結果を確認する

マイホーム売却は自宅査定から始まります。
一番の関心ごとは「いくらで売却できるのか?」ですから、マンションの売却価格が分からなければ売却活動を始めることがことはできませんから、まずは査定をしてもらいましょう。 
ここで後悔しないために注意点です。
『マンションの査定価格は複数社の結果を必ず比較する』
査定結果は各不動産会社によって異なるので、一括査定サイトを利用して3~6社の査定結果を比較するようにして下さい。 
今回は、査定価格の比較方法と合わせて、一括査定サイトを利用するメリット・デメリットを確認していくだので、マンション売却を検討している方は参考にご一読下さい。
 
1. マンションの査定方法は?査定時の注意点は?
より高い金額、適正価格で売却するためには、一括査定サイトを利用してマンション査定をすることが最善です。
まずは、この理由について確認していきましょう。
 
1-1そもそも不動産一括査定サイトで何ができるのか?
不動産一括査定サイトとは、名前からもお分かりの通り『複数社の不動産会社に査定依頼ができる』サービスです。
複数の不動産会社に査定依頼をしようとしても、不動産会社探し・選定に多くの時間が割かれてしまいます。
一括査定サイトでは、必要事項を入力するだけで不動産会社のマッチングまでしてくれるので、手軽かつ効率的にマンション売却を進めていくことができます。
 
1-2マンション・一戸建ての査定方法
不動産の査定方法を調べていくと、『取引事例比較法』、『収益還元法』、『原価法』という3つの方法があります。 
『取引事例比較法』
売却対象不動産と諸条件(駅距離、方位、建物面積など)を基に、過去の成約事例、現在売却中の物件と比較して査定価格を算出する方法。
 
『原価法』
「査定段階で売却対象不動産と同条件、同規模の建物を新築しようとして場合、建築費用はいくらか?」
この金額を基に、築年数に応じた建物減価補正を行い査定価格を算出する方法
 
『収益還元法』
売却対象マンションを賃貸に出した場合に想定される賃料収入を基に査定価格を算出する方法。
ディスカウントキャッシュフロー法(DCF法)はこれに該当します。
 
ただし、居住用不動産の査定は『取引事例比較法』で行われます。
不動産会社の大小にかかわらず、市場価格の査定は『取引事例比較法』で行っていますから、この査定方法だけ理解しておけば問題ありません。
※不動産鑑定では『原価法』も用いられます。
 
1-3取引事例比較法の注意点
次に『取引事例比較法』の注意点も確認します。
この理由を確認すれば「査定価格を比較することの重要性」を理解することができるはずです。
 
先述していますが、取引事例比較法は『過去の成約事例』・『現在売却中の物件』との比較(相場価格)』をもとに査定します。
一言でいうと「〇〇〇〇万円での売却実績があるので査定価格は〇〇〇〇万円です。」といったイメージ。
さらに、ここで算出した査定価格に対して『各不動産の個別条件(日当たり、方位、室内のコンディション、所在階など)』でマンション価格の補正をしてマンション価格を査定終了です。
 
ここで問題なのが、補正作業です。
取引事例比較でおおよそのマンション価格を求めることができますが、最後の補正作業は『営業マンの経験値』や『知識量』といった個人の力量が頼りです。
なので、同じマンションであっても査定価格に数十万円、数百万円という金額差が生じてしまうのです。
 
2. 一括査定サイトを利用する3つのメリット
2-1効率的に売却準備を進めることができる
マンション価格は外的要因(金利、株価、社会情勢など)などによって大きく変動します。
当然1年の間でも価格は変動していますから、1か月後、2か月後のマンション価格は誰にも予測できません。
このような状況ですから、マンション売却は効率的に進めていかなければいけません。
『ゆっくり時間をかければ良い』というわけではないので、マンション売却のタイミングを逃さないためにも『じっくり効率的に』進めていきましょう。
 
2-2査定価格を比較することができる
先述しましたが、不動産会社によって査定金額に価格差が生じます。
ということは、1社の査定価格だけではマンションの適正価格を判断することはできないということです。
実際、マンション売却を完了した方の中には「売出価格を低くしてしまった」と後悔している方も多く、この失敗を防ぐためにも、『複数の査定価格を比較する』という作業は必ず行わなければいけないのです。

2-3担当営業マンの比較ができる
マンション売却は営業マンと二人三脚で行います。
物件の内見対応、接客と、売却活動において重要な作業は売主に代わって営業マンが代行するので、営業マンのレベルによって売却活動の結果が大きく変わります。
近隣中古マンションの成約状況、販売状況、価格動向、生活情報など、伝え方一つで物件の印象は全く変わります。
マンション売却は不動産会社が行うわけではないので、営業マンの比較ができるというのも一括査定サイトの大きなメリットと言えるでしょう。

沿線別・タワーマンション別 成約状況、売出価格の推移、価格改定状況などはこちらで確認
 
3.一括査定サイト利用時の注意点 この2点に注意して 
3-1査定価格の高い・低いで不動産会社を選ばない
査定価格は各不動産会社によって金額が異なりますが、『高ければ良い』ということではありません。
マンション売却において最も重要なのは『成約価格』で、査定価格ではありません。
どんなに高い査定価格であっても、実際に売れなければストレスが蓄積するだけで何の得にもなりません。
 
不動産会社の中には、成約価格を無視した査定価格を提案してくるケースが多くあります。
この様な会社は「とりあえず売却依頼を獲得し、後に価格改定を提案し相場価格まで売却金額を下げていこう」という営業手法です。
   
・マンション売却に必要以の時間がかかる
・購入希望から必要以上の価格交渉が入る  etc

   
このような弊害が生じますので、査定価格を比較する際には『相場価格』と『現在の販売協』などを基に比較しなければいけません。

3-2営業マンからの営業活動
複数社へ査定依頼をするケースでは「不動産会社からの営業活動」を心配される方もいることでしょう。
会社勤めの営業マンですから、問い合わせがあれば営業活動を行わなければいけないので、上記のような心配がゼロというわけではありません。
 
ただし、査定依頼時に希望の連絡方法などを指定しておけば大きな障害になることはないはずです。
対応に納得できない場合は『個人情報の削除』を依頼すれば2度と電話がかかってくることもありませんから、連絡方法を指定した上で査定依頼をしておけば過度に心配する必要はありません。
 
適正価格を知ることがマンション売却成功の最短ルートです。
一括査定サイトを適切に利用すれば、どんな条件、どんなエリアのマンションであっても『早期売却』・『高値売却』の可能性はゼロではありません。
一括査定サイトのメリットと注意点を理解して、よりよいマンション売却を実現させてください。

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マンション売却の課題は【売出価格をいくらにするか?】です。
多くの不動産オーナーの方は『売り出し価格を低く設定してしまった』と後悔しているので査定価格の比較は必須です。
査定価格の比較は大手・中小の不動産仲介会社を網羅するイエイにお任せ下さい。

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